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Music Time 営業部長のしょーもないBlog Vol.22

2019.06.02 | 営業部長のBlog


令和ですが何か? って感じで、アラフィフのオイラは今までと何ら変わりない生活を送っている。ただ、このところ毎週サッカーの試合があって、今年は釣りに行く回数が激減。したがって釣果に恵まれず、こんなサイズ(下の写真)くらいしか釣れていない。6月いっぱいは狙い目なので、今週から足繁く通おうかと思っている。

GW明け、しばらく祝日がないこの時期によく思い出すことがある。大学の同級生で、バイト仲間だったSのことだ。普段は無口だが、突然とんでもないことをしゃべり出す面白いヤツだった。「同級生のMサン、ブスだけど巨乳だよな。」とか、「近所の本屋さんは知り合いだから、おまえが宮沢りえのサンタフェ(写真集)買ってきてくれない?」とか…全部下ネタじゃんか。

平成6年の今頃、そんなSが東京からふらっと静岡のボクの家へ遊びに来た。GWを過ぎた平日に来るもんだから、おかしいと思って「どうしたんだ?」と訊ねると「いや有給余ってたから」と初めは言葉を濁していた。とりあえずボクも会社を休んで、一緒に昼飯を食べ、その後海へ行った。Sと2人で浜辺にいるのはちょっと気持ち悪かったが、どこか元気のない様子だったSに再び問い詰めると、ついに重い口を開いた。父親が急死して実家の中華料理店を継ぐことになったというのだ。彼はもともと店を継ぐ気は無かったらしいが、お母さんに「お父さんの店をこんなに早く閉めたくない。自分が働けるうちはこの店をやりたい。」と泣いて頼まれたそうだ。

ボクのような能天気な人間が的確な言葉をかけられるはずもなかったが、何か言わなきゃと思い、「そういや、ドラマ『ふぞろいの林檎たち』で、柳沢慎吾サンが演じた西寺実も会社を辞めてお父さんの中華料理店を継ぐことになったよな。デブで器量の悪い嫁さんをもらってたけど。」って言ったら、「あいかわらずオマエはアホだな。」と優しく笑ってくれた。その日はウチに泊まって、翌朝帰って行ったが、やっぱりちょっと寂しそうだった。やりたいことがきっといっぱいあっただろうに。親の遺志を継いだ彼はあまりにも立派だった。

それから3年後、東京出張の際に彼の店に立ち寄った。「ヘイ、らっしゃーい!」 Sはいっちょまえに中華料理店の店主になっていた。ブスだけど巨乳の同級生Mサンを妻に娶(めと)って…(絶句)

今回のMusic Timeは、そんな彼が大学時代によく聴いていた曲を集めてみた。平成元年~平成3年頃の洋楽ハードロックを5曲。いずれも超名曲。携帯電話のない時代の思い出に浸って感傷的に聴いてみたけど、やっぱりイイ音楽って色褪せないね。皆さんもよかったら聴いてみてください。

AC/DC “Thunderstruck”

当時AC/DCのTシャツを着ている人がよくいたな。ボン・スコット亡き後にヴォーカルを務めたブライアン・ジョンソンの甲高くてしゃがれた声がイイんだよね。

Mötley Crüe “Kickstart My Heart”

ドラッグやアルコール中毒、飲酒運転による死亡事故、やっぱアーティストはこうでなくっちゃって感じの不良バンドだったな。

Nirvana “Smells Like Teen Spirit”

グランジという90年代の新たなジャンルの先駆けとなったバンド。カート・コバーンのピストル自殺は衝撃だった。ドラムのデイヴ・グロールは後にフー・ファイターズを結成。

Skid Row “I Remember You”

ボン・ジョビの弟分的なバンド。イケメン揃いだけど、楽曲はハードで男臭いというギャップに人気があったのかな。

Extreme “More Than Words”

何度聴いても美しい曲だよなあ。アコギを弾きながら弦を叩くことでリズムを出し、美しいメロディを際立たせている。至極の名曲です。

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